私と母と宿曜占星術
私は「宿曜占星術」を、その人の基本的なタイプと、関係性を読むために使っています。 平安時代に中国から伝えられたこの占術は、密教と月の動きをベースに、人のタイプを27宿に分け(生まれた曜日も見る場合は189タイプ)、宿と宿の組み合わせで関係性を知るのです。 その中でとくに目をひくのが「安・壊」と呼ばれる関係です。「安」と「壊」。すごくざっくり言えば、いっぽうは「安らぎ」を、いっぽうは「破壊」を意味し、たとえば戦国時代には、相手方を滅ぼすために「壊」の姫を輿入れさせたとか、政治的に利用されてきたエピソードなんかも残っています。 つまり宿曜占星術が伝える「関係」「相性」とは、相手も好きになってくれる…