散りゆく木蓮の花をお茶にしていただく
気がつけば、桜も散り、木蓮も散った。冬の終わりから春の始まりにかけて、ミモザの黄色、桜のピンク、木蓮の白と、新しい季節の訪れを感じながら、その移ろいを十分に楽しませてもらった。 これは2週間ぐらい前の庭の木蓮。空へ向かって真っすぐに伸びる枝。一緒に見上げていると、優しい香りに包まれて自然と気持ちも穏やかになる。 今年は初めての試みをした。散る前の木蓮のお花を少しだけいただき、お茶にしたのだ。初めてなので半信半疑、庭の木蓮の花が本当に飲めるの? 菊花茶や菊料理も菊の花なら何でもいいわけではなく、食用の菊を使うと言うから、木蓮茶も飲用のものが売っているのかもしれない。でも、庭の恵みをありがたくいた…